『剣豪』

naritaya2006-02-11

1996年 日本(自主制作) 監督:佐伯俊

千葉大学の映画サークル(シネマウント・フィルム・パーティー=CFP)のメンバーが共同制作した、「かなり本格的な」ホラー時代劇。友人のAKIOさんから2月に上映会があるということで、お勧め作品として紹介されたので、サイトからダウンロードして見てみました。うちはADSLですが、クイックタイムの動画ダウンロード完了まで約1時間かかったよ(苦笑。
サイトはこちら http://geino.sakura.ne.jp/cfp/cinema/kengo/kengo.html
ストーリーは、ムサシ(宮本武蔵か?)を名乗る斬られても死なない剣豪と四人の侍たちが戦うというもので、侍の一人はムサシに父親を殺されていると話すが、他の三人のバックグラウンドやそれぞれの関係は不明のまま、アクションシーンになだれこんでいきます。
東宝の劇場版『子連れ狼』の影響か、ムサシも侍たちも斬られたり突かれたりしてピューピュー、ドクドク血が出ます。まさに「出血大サービス」。
生き残った一人が雄叫びを上げつつ、いきなりラストというのはトビー・フーパー監督の『悪魔のいけにえ』へのオマージュなのか?
自主制作なだけに殺陣がへなちょこだったり、台詞がいまいちだったりもしますが、衣装やロケ撮影など非常に頑張っていて20分の短編ながらかなり楽しめる作品でした。